令和4年第2回姶良市議会定例会が、6月23日に開催された。本会議では、6つの議案が審議され、特に補正予算が議論の中心となった。市長の湯元敏浩氏は、一般会計補正予算第3号と第4号について説明を行った。
まず、議案第45号として提出された令和4年度姶良市一般会計補正予算第3号について、討論は行われず、すぐに採決に入った。その結果、議案は賛成全員の支持を受けて承認された。
続いて、議案第46号については、姶良市土地開発公社定款の変更が提案された。こちらも質疑はなく即座に採決が行われ、可決された。
議案第47号附属機関の書面による審議に関する条例について、岩下陽太郎氏が質疑を行った。彼の質問では、書面審議の運営方法、委任状の取り扱い、行政改革推進委員会の所管変更などが取り上げられた。市長は対応策を述べ、会議方法の変更を柔軟に行う意向を示した。
また、議案第48号において、令和4年度姶良市一般会計補正予算第4号も議題に上がった。新福愛子氏は、予防接種事業への助成などについて具体的な質問を行い、市長はワクチン再接種の意義や条件について詳述した。学校給食の物価高騰に対する対策も重要なポイントとなり、話題に上った。
最後に、請願第1号について議論がなされ、中高における少人数学級の実現を求める趣旨の意見書採択が提案された。市議会は、地域の教育の質向上に向けた努力を約束し、全ての議案は円滑に処理された。今後も市民の声に耳を傾ける姿勢が期待される。