令和元年12月3日に開催された姶良市議会定例会では、11の議案が審議された。
議案第80号から第89号にかけて、下水道事業の条例の整備や成年被後見人の権利に関する条例などが一括で質疑された。
特に、議案第89号「新市まちづくり計画の一部変更」については、吉村賢一議員からの質問が注目を集めた。
吉村議員は、面積の変更理由とそれが地方交付税に与える影響について質疑を行った。
これに対し、湯元敏浩市長は、「姶良市の面積は231.25km²に変更され、より精度の高い計測方法によるものである」と説明した。
また、面積の変更が地方交付税に与える影響は小さいとの見解を示した。
議案第84号「令和元年度姶良市一般会計補正予算」については、同議員が債務負担行為の意図を質し、会計の透明性や年度間の予算連絡について議論が行われた。
ここでも市長は、債務負担は必要な支出を確保するためのものであると強調した。
市制施行10周年事業に関しては、特に萩原哲郎氏などからの質問があり、来年度のイベントについても具体的な計画が議題に挙がった。
会議は順調に進行し、全議案は賛成多数で可決された。