令和3年6月17日に開催された姶良市議会定例会では、重要なアジェンダについて議論が行われた。
この日の質疑応答では、特に高岡周辺の整備と家庭教育支援事業が議員から多く取り上げられた。地域活性化を図るため、高岡公園周辺の整備について、堂森忠夫議員は市の計画が進行していないことを指摘し、市長の湯元敏浩氏は、高岡公園周辺の改善については今後の調査と検討が必要であると答弁した。
高岡公園の桜の植樹や町の土地の利用に関する堂森氏の提案に対し、市長は地域の意見を取り入れつつ進めていく意向を示した。また、農業と連携した地域づくり案に対しても市の支援を約束した。
家庭教育支援事業に関しては、保護者や地域と連携し、より充実した内容を持つ支援体制の確立が求められている。堂森議員は、教育長による制度の活用が必要だと訴えた。教育長の小倉寛恒氏は、様々な支援が行われていると述べたが、依然として課題は残ることが示された。
また、高等教育機関設置についても討議が行われ、堂森氏は若者育成に必要な条件を整えるべきと語った。市長は、その方針に従って、国との連携を進めていきたいと述べた。
このように、さまざまな意見が飛び交い、地域の未来に向けた具体的な施策が提案される会議となった。市民の声を拾い上げる姿勢が、市の進展に繋がることが期待されている。市民の安全・安心な暮らしを実現するため、これからも重要な議論が続いていくことになるだろう。