令和3年第2回姶良市議会定例会が開会された。
会議では新たな条例改正や補正予算についての詳細が議題に上がった。
開会にあたり、副議長の谷口義文氏は会議の目的と日程を紹介した。
今回の会期は23日間にわたり、6月14日から7月6日までの予定である。
議案としては、専決処分を求める件や、令和3年度の一般会計補正予算が中心に議論される。
市長の湯元敏浩氏は、まず議案第44号の損害賠償についての報告を行った。
その内容は、市が運転する公用車による事故に伴うもので、総額94万3,380円を賠償するものである。
次に、新型コロナウイルス感染症に関連する議案が発表された。
議案第45号では、低所得の子育て世代への支援として、5万円の給付が計上されており、合計9,650万円の補正予算が提案された。
これにより、補正後の予算は327億6,508万円となる。
また、姶良市の行政組織の見直しや、それに伴う関係条例の整備についても議題に上がった。
市長は、新設された総務部行政管理課名義など、条例改正の理由を述べる。
特に、条例改正においては、押印等の見直しが重要なテーマとなった。
新型コロナウイルス感染症の影響で、書面主義からの転換が求められており、
各条例の規定に基づき必要な改正が進められる。
市は市民サービスの向上と効率的な行政運営を目指している。
議案の処理は6月23日の会議で行われる予定であり、議員からの意見や質問も期待される。
様々な議案について活発な議論が行われ、これからの議会運営が注目される。