令和元年第3回丸亀市議会6月定例会において、重要な議題が多数議論されました。
特に、請願第2号「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書」が採決され、教育民生委員会で全員一致で採択されました。日本共産党の中谷真裕美議員は、討論において高齢者の生活の質や健康寿命への影響を強調し、補助制度の必要性を訴えました。
また、議案第39号においては、令和元年度丸亀市介護保険特別会計補正予算が原案通り承認され、国の措置に従った予算補正が行われることが決定されました。これに関し、健康福祉部の理事者が、補正予算に伴う条例改正の必要性を説明した後に質疑が行われました。
さらに、議案第38号「令和元年度丸亀市一般会計補正予算」についても、各委員会からの報告があり、原案通り承認されました。特に、委員からは「浸水想定区域図作成は急を要する事業」との声が上がり、早急な対応が求められました。
この会議では、丸亀市の防災や福祉への取り組みの重要性が改めて浮き彫りとなりました。地域の課題に対して行政が迅速に対応する姿勢が示され、多くの議員が市民の福祉向上に向けた議論を重視しました。今後の施策実施に向けた期待が寄せられています。
本会議では、香川県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙もあり、中谷真裕美議員が新たに選出されました。このように、議会で議論される議案や請願は市民生活に直結する重要な内容が多く、引き続き注視が必要です。