令和4年第1回輪島市議会定例会が2月22日に開催された。
本定例会では、令和3年度の補正予算や令和4年度の当初予算案が議題となり、各委員長から報告が行われた。
特に、予算決算委員会委員長の大宮正氏は、令和3年度の一般会計補正予算の専決処分承認を求める議案第1号や、令和4年度一般会計予算について説明した。
議案第1号は住民税非課税世帯に対する特別給付金や、18歳以下の子供に対する給付金が盛り込まれ、承認された。
次に、議案第2号から第11号までの令和4年度一般会計および各特別会計の当初予算においては、市民生活に直結する経費の配慮がなされた。
これらの予算案は採決の結果、可決された。
重要な取り組みとして、特別会計における国民健康保険事業の改善策や医療機器整備の計画も発表された。
西恵議長は、市長の梶文秋氏に対し、長年の市政運営への感謝を表明し、最後の議会となる市長の挨拶を許可した。市長は、24年間の市長職を振り返り、特にコロナ禍における市民への支援を示唆した。
また、予算の迅速な執行を重視し、市民の生活と安全を守るための施策が急務であると強調した。
最後に、議会の長い歴史の中で育んできた市民への理解と協力が、今後も大切になるとのメッセージを伝えた。
市長の挨拶後、本定例会は無事に閉じられた。議員からは今後の市政運営への支援が呼びかけられ、議会の成果を市民と共有することが求められる。