令和2年9月25日に開催された第3回市議会定例会では、多くの重要事項が審議され、議案が可決されました。
特に、令和2年度一般会計補正予算（第5号）が審議され、予算決算委員会委員長の漆谷豊和議員がその内容を報告しました。
新型コロナウイルス感染症対策に必要な経費や地域産業支援のための費用が含まれており、総額は277億476万円に達しました。
追加ともなる特別会計も確認され、歳入歳出ともに改善が図られています。
また、請願第5号の「日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書」の提出についても審議されました。
この請願は、賛成意見と反対意見が交わされましたが、結果的に不採択となりました。
反対意見を述べた鐙邦夫議員は、国民の不信感を指摘し、必要のない政策であると強調しました。
さらに、一二三秀仁議長の議長辞職が承認され、新たに西恵議員が議長に選出される選挙が行われました。
西議長は、女性議員初の議長として、議会運営や市政発展に努める意向を示しました。
副議長には森正樹議員が選出され、両者が新たなスタートを切ることとなりました。
比例配分の正確さや市民の負担軽減への取り組みが市議会の焦点となっています。
今後も、これらの議案や新体制を基盤に、各議員が市民の声を聞き、地域の発展に寄与することが期待されます。