コモンズ

輪島市第4回定例会、新型コロナ対策など9議案を上程

令和3年12月7日、輪島市議会第4回定例会が開催された。新型コロナ対策など9件の議案が上程された。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年12月7日、輪島市議会第4回定例会が開催された。この定例会では、会期の決定や市長提出の議案が主な議題として取り上げられた。

会期については、12月17日までの11日間が議論され、異議なく決定されたと議長の西恵氏が報告した。市長から提出された議案は1件の専決処分の承認、1件の予算補正、5件の条例制定及び改正など、合計9件に上ることが説明された。

特に、新型コロナウイルス感染症対策が焦点に挙げられた。市長の梶文秋氏は、18歳以下の子供の育て世帯への10万円に相当する支給を含む生活支援を進めていることを強調した。また、3回目のワクチン接種の準備費用についても言及した。市民生活部長の中山隆氏は、これらの施策が市民の生活を支えるために何よりも重要だと述べた。

議案には、観光誘客促進施策も含まれている。今回の「わじまに泊まろうキャンペーン」では、北陸三県の住民を対象に宿泊旅行を最大5,000円割引するもので、市の観光振興につながると期待されている。また、門前高等学校に新たに野球指導アドバイザーとして元星稜高校野球部の監督、山下智茂氏を迎えることにも触れられ、高校の魅力向上への期待が寄せられている。

さらに、姉妹都市提携30周年を迎えた萩市への表敬訪問についての報告もあった。梶市長は、両市間の文化交流を強化し、より一層の友好関係を築いていく意向を示した。さらに、愛知県飛島村との友好交流協定締結により、観光振興の意義が強調された。

輪島バイパスの着工についても説明があり、この新たな道路が市中心部を結ぶ重要な役割を果たすことが期待されている。市長は関係機関への感謝を述べつつ、完成を心待ちにしていると語った。

最後に、議長は全議案について適切な審議をお願いし、次回の会議日程を伝えて議会は散会された。

議会開催日
議会名令和3年12月輪島市議会定例会
議事録
タイトルの評価記事のheadlineでは定例会で扱われた主要な議題や重要な論点が適切に表現されているため。
説明文の評価要約内容は会議での重要な議題や議論を簡潔にまとめており、一貫性があるため。
本文の評価記述は会議録に基づいており、主要な議案と市政の状況を的確に反映しているため。

石川県輪島市の最新記事