令和3年第2回輪島市議会定例会が6月15日に開会した。
開会に際し、議長の西恵氏が議員の出席を確認し、会議の進行を発表した。
続いて、表彰伝達式として、玉岡了英議員が永年在職議員特別表彰を受ける一方、議長自身も全国市議会議長会の表彰を受け、その背景には市民の支援があったと述べた。
市長の梶文秋氏は、議会の冒頭で現在の市政の状況を詳述し、コロナ対策の重要性や新たな施設整備について言及した。特に、白米千枚田において顕彰が行われたことや、能登半島地震からの復興状況について触れ、その経過を報告した。
玉岡議員は、表彰を受けた挨拶の中で、これまでの尽力に感謝の意を表し、今後も市政の発展に貢献する考えを強調した。
その後、議会は新型コロナウイルス感染症に関する議案の説明に移り、具体的な経済支援や感染対策の予算が提案された。特に、独り親世帯への生活支援や、環境保全に向けた事業が記載されており、市民に寄り添った政策が求められるとされている。
また、議会の会期は6月29日までであることが決定し、議案の質疑は次回の会議で行うことが取り決められた。議員の皆様には、情報共有と討議を促進し、議会の健全な運営を図ることが求められている。
最後に、西恵議長は、公共性を重んじて議会が開かれ、市政の発展に寄与するよう努めていく必要があると強調した。議会は6月16日から21日までの6日間を休会とすることを決議し、次回は6月22日から再開することを確認した。