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新型コロナ対策経費を356億円に増額、議案を審議

加賀市で新型コロナウイルスの影響を受ける中小企業への支援策として、356億円の補正予算が提案された。
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令和2年3月定例会が16日に開かれ、新型コロナウイルス感染症対策の緊急支援が議題に上った。

この日は特に会議が開かれたが、田中金利議長は休会の日であることを前提に議事を進めた。最初に会議録署名議員が変更され、岩村正秀氏に代わって林茂信氏が追加指名された。

日程に上がった市長提出の議案第40号は、宮元陸市長が新型コロナウイルスの影響を考慮した補正予算を提案した。

補正額は3000万円を増額し、総額は356億6130万円に達した。主な内容としては、市内中小企業への緊急支援措置が挙げられる。

市長は、「観光宿泊業や飲食業において宿泊キャンセルや利用客の減少が見られ、経済への影響が拡大している」と説明した。企業への信用保証料補助や利子補給などの独自支援を行う意向も示した。

質疑は行われず、議案は所管の予算決算常任委員会に付託されることが決定した。

会議はその後、17日から23日までの7日間の休会を決定し、次回は24日午後3時に開かれることも告知され、議事は締めくくられた。

市長の説明では、新型インフルエンザ等特措法の改正を受けた対応についても触れ、「経済動向を注視しながら適切に対応していく」と強調した。

議会開催日
議会名令和2年3月加賀市定例会
議事録
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