令和6年6月20日の定例会で、加賀市の様々な重要な議題が取り上げられました。当日は、北陸新幹線の敦賀以西への延伸に関する議論が特に目立つ内容となりました。山口忠志君は、自身が参加したオール加賀会議での、米原ルート案の採択について言及し、「加賀市長としてどのように考えているのか」と質問しました。
宮元市長は、この「米原ルート」が北陸新幹線の整備において重要であると強調しました。また、敦賀駅から米原駅に接続することの利点を強調した上で、特に環状新幹線の必要性についても触れました。「これは地域活性化のために必要不可欠なインフラであり、強い経済効果を生む」と述べ、急速な解決を求めています。
さらに、山口君は6月補正予算の財源内訳についても質問しました。奥野総務部長は、災害復旧費用を含めた14億2,370万円の補正予算について説明し、職員の努力に感謝の意を表しました。
次に、加賀市青年団協議会が設立されたことが紹介され、南出貞子君はこれに関連するサポートが必要であると指摘。その後の流れで、男女共同参画社会についても熱心な議論が行われました。具体的な施策に関しては、奥野総務部長が具体的な事例を示しながら、加賀市の取り組みに対する姿勢を表明しました。
また、加賀温泉駅周辺整備についても、意見が多く寄せられました。特に、今津議長からは、「加賀温泉駅をもっと魅力的にするために、民間の知恵を取り入れるべき」との発言があり、民間との協力関係の重要性が強調されました。
さらに、新幹線開業後の経済効果に期待がかかる中、観光関連の事業が活発に進められていることが再確認され、予算の適正な執行と透明性についても多くの意見が寄せられました。加賀市が未来に向けて必要な施策を進める上で、議会の役割がますます重要になっていることが印象的でした。