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加賀市議会、令和3年度補正予算など10件可決

加賀市議会は令和3年6月定例会で一般会計補正予算や読書活動推進条例等を可決。ワクチン対応も議題に。
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令和3年6月22日、加賀市議会において定例会が開催された。

この会議では、市長が提出した議案第48号から第57号までの一括議題が上程され、特に令和3年度加賀市一般会計補正予算が大きな焦点となった。

議員からは様々な意見が交わされ、最終的には原案可決となった。

予算決算委員会の林直史委員長は、補正予算に関する報告を通じ、4件の案件について審査を行い、議案第48号については賛成多数で可決されたと述べた。具体的には、山中温泉文化会館の維持補修費用が含まれ、設備の修繕が必要であることが説明された。

また、議案第57号においては、ワクチン接種の対応策が質疑に上がった。教育民生委員長の上田朋和氏は、キャンセルが発生した際の接種順について詳細を説明し、市が適切に対応していることを強調した。さらに、急なキャンセルに対して市職員への接種を検討している旨も語られた。

その後、討論において林俊昭氏が反対の立場から意見を述べ、公共交通の運行形態に関する議案が地域公共交通会議の合意を得る前に議会に上程されることの問題点を指摘した。特に公共交通基本条例と抵触する危険性について言及し、慎重な審議の必要性を訴えた。同じく、加賀市総合サービス株式会社の事業計画に対しても批判的な意見が寄せられた。

一方で、川下勉氏は、新型コロナウイルスへの対応を評価し、ワクチン接種のスピード感を持った推進を支持した。ライブリーな討論が続く中で、加賀市としての各種施策が市民の生活を支える重要な役割を果たしていると確認された。

さらに、議会議案第6号の加賀市読書活動推進条例提案も審議され、上田委員長がその目的を説明。市民の豊かな生活の実現に向け、読書環境の整備を推進する内容が話し合われ、賛同を得て可決された。

締めくくりとして、今議会での提案内容に基づく施策が、市民の生活向上と地域の活性化に寄与することが期待されるとの言及がなされた。

議会開催日
議会名令和3年6月加賀市議会定例会
議事録
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