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稚内市議会が国民健康保険税条例改正を可決、負担増の懸念

稚内市議会は国民健康保険税条例の改正を可決。負担が増える恐れが指摘され、市民生活への影響が懸念される。
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令和5年第5回稚内市議会が7月3日に開催された。

会議では、いくつかの重要な議案と請願が審議された。

この中で、特に注目を集めたのが報告第39号と「国民健康保険税条例の一部改正」である。

安藤秀明議員(日本共産党)は同条例改正に反対する立場で討論を行った。

彼の発言によると、改正には後期高齢者支援金等の課税限度額引き上げが含まれており、結果として保険加入世帯に負担が増える可能性があると説明した。

「生活が苦しいとの声が寄せられている」と強調し、国保税の引き上げに対して市として最大限の手段を講じるべきだと述べた。

その後、議案第44号についての採決が行われ、賛成多数で可決された。

これにより、国民健康保険税の光明は乏しく、今後の市民生活に影響を及ぼすことが懸念されている。

次に、請願第2号から第5号までの複数の請願が一括して採決された。

すべての請願が原案の通り可決され、地方財政や教育制度、新たな最低賃金に関する要望が承認された。

特に義務教育に関する請願は意義深いもので、教育費の国庫負担制度の堅持や学級の小規模化が求められた。

その後、意見書案第2号から第6号までが審議され、これらも原案通りに可決された。

ゼロカーボン北海道の実現や教育関連の請願が強調され、地域の環境施策や教育政策の強化が求められた。

最後に、議員の派遣に関する議題があり、岡本雄輔議員が防衛省の全国情報施設協議会総会に出席するため、東京都へ派遣されることが決定した。

これにより、今定例会に付議された議案全てが終了し、議会は閉会した。

議会開催日
議会名令和5年第5回稚内市議会定例会
議事録
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