令和元年第5回稚内市議会定例会が、全員出席のもと開かれた。
この会議では、稚内市政功労者の表彰と決算特別委員会の審査報告が主な議題として取り扱われた。
特に、稚内市長の工藤広氏は、その提案説明において、功労者表彰の理由を詳述している。
提案された議案第72号から第76号までの稚内市政功労者として、7名が選出され、全会一致で表彰が決定した。
功労者として名を連ねる寺本幸男氏は、農業関連において多大な貢献を果たしてきたことが強調された。
また、中井淳之助氏や吉井繁氏など、多くの地域に貢献した人物の功績が評価された。
これに加えて、議案第74号では、吉井繁氏が地域公共交通の確保や観光振興に関与してきたことに触れられた。
さらに、同行された平間信雄氏は、教育における貢献が称賛された。
選挙管理委員の選挙執行に関しては、杉本宏氏、長谷川陽子氏、出村文恵氏、武田俊成氏が選ばれ、補充員には堀公圓氏、井戸川成史氏、岡部和子氏、小原伊子氏が指名された。
議長の岡本雄輔氏は、選挙の方法について指名推選で行うことを提案し、これを承認した。
意見書案第3号として、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化が求められ、議会の賛同を得て採択された。
今回の定例会では、議員の派遣についても報告があり、相内玲子氏等の議員が各種研修会や教育への参加を行う予定が示された。
最終的に、全ての付議された議案が終了し、岡本議長は本会議の閉会を宣言した。
今後の市政における功労者表彰や施策の充実が期待される。