令和元年5月27日、稚内市議会は第2回臨時会を開催した。
この会議では、重要な議案が複数上程され、審議が行われた。最初に、議長の岡本雄輔氏が会議を開会する旨を宣告し、出席議員の承認を行った。続いて、日程の確認がなされた。
会期は本日1日のみと決定され、その後、審議に入った。日程の中で最も注目されたのが「稚内市副市長の選任」に関する議案第31号だ。工藤広市長が提案説明を行い、青山滋副市長の任期満了に伴い、後任に川野忠司氏を選任したいと述べた。川野氏の経歴は長く、稚内市内で多くの要職を歴任しており、「人格、識見ともにすぐれており、副市長に最も適任者」と工藤市長は強調した。
採決の結果、川野氏の選任は異議なく承認され、続いて川野氏の挨拶が行われた。彼は「市長をしっかりと補佐し、職員と一丸となって諸課題に取り組んでいく所存です」と今後の抱負を述べた。
次に、議案第32号では稚内市監査委員の選任が議題に上がり、工藤市長が村里範生氏の選任を提案した。村里氏は豊富な経験と高い識見を持ち、監査委員に最も適任とされ、これも異議なく承認された。
最終議案として、議案第33号が上程され、教育委員会委員の任命について議論が行われた。工藤市長は、退任する森容子氏の後任に門間奈月氏を任命したいと説明した。門間氏もその人柄と識見から、教委の委員に適任と認識され、選任に同意が得られた。
会議の締めくくりとして、副市長の青山氏が退任挨拶を行い、感謝の意を示した。市長及び職員との協力のもと、任期を全うしたことに感謝し、今後の稚内市の発展を願う旨を述べた。最終的に、会議は閉会し、重要な人事が確定したことが報告された。