令和5年第7回稚内市議会臨時会が、11月15日水曜日に開会された。
主な議題は、令和5年度の一般会計補正予算および市葬の執行に関する議案である。
議長の鈴木茂行氏は、開会の挨拶において議会の成立を確認した。
まず会期の決定が行われ、出席議員18名で会議が成立したことが報告された。
会期は本日1日とすることが異議なしで決定された。
次に、専決処分に関する報告として、報告第53号および報告第54号が提示された。
副市長の川野忠司氏は、報告第53号について説明し、補正予算での700万円の追加が、中学校維持補修工事に使われることを述べた。
さらに報告第54号では、温水プール水夢館の復旧費用として、1,024万1,000円の歳出が見込まれていることが伝えられた。
報告は共に承認され、議会はこれを可決した。
また、議案第85号は令和5年度の一般会計補正予算に関するもので、707万8,000円の追加が提案されている。
この中には市葬にかかる費用が含まれ、故横田愼一氏の市葬が12月10日に執り行われることが決定されている。
工藤広市長は、横田氏の長年の貢献についても言及し、その功績を称えた。
議案についても質疑はなく、いずれも原案通り可決され、これにより令和5年度補正予算の額は283億2,343万1,000円となる見通しである。
最後に、議長により会議が閉会され、次回への期待が寄せられた。
今回の会議においても、市民の生活に直結する施策が進められていることが確認された。