令和4年第5回稚内市議会の定例会が開かれ、様々な市政課題が議論された。
まず、物価高対策について、工藤広市長は市独自の支援策として、低所得世帯を対象にした物価高騰対策緊急支援給付金支給事業を進めると述べた。また、原油価格高騰に対する運送事業者への支援も行っていることを強調。
次に、学力向上策として、千葉一幸議員が提案した各種検定への助成制度の創設に対し、教育長は検定合格者へのサポートが重要であると認識し、支援策の必要性を示した。加えて、教育指導主事の活用が不可欠という意見に対しても、道内の他市町村での取り組みを参考にしつつ、必要性を検討する意向を示した。
鳥獣被害防止計画に関する意見交換では、捕獲したエゾシカの適正処理の仕組みが求められる中で、市長は環境保全の観点から早急な対応を約束した。
そして、JR抜海駅については、駅存続のための地域の熱意は尊重するが、制度的に整合性のある支援方法を模索する姿勢を見せた。
議題の中にはリトルベビーハンドブックの導入も含まれ、医療機関との連携強化が重要なポイントに上がった。がん患者支援としての医療用ウィッグの助成も課題に挙がり、生活福祉部長は、他市の事例を参考にしながら検討を進める意向を示した。
高齢者支援策には、難聴者への補聴器購入助成が求められ、補助制度の創設に向けた要請を継続していく方針が共有された。特に、身体障がい者手帳の交付対象外の難聴者への支援拡充が重要視される。
最後に、災害対策における個別避難計画の策定は引き続き進める必要があり、全市的な取り組みとして地域の実情に触れた支援策を模索するとされた。