令和3年第6回稚内市議会臨時会が開催され、重要な議題に関する審議が行われた。
この日は、会期の決定や稚内市政功労者の表彰が主な議題とされ、出席議員16名による会議が成立した。
議長の岡本雄輔氏は、開会にあたり、入院加療中の本田満議員の逝去を悼む旨を報告した。議場では全員が起立して黙とうを捧げた。
続いて、日程第1に移り、会期が1日であることが決議され、異議なしの承認が得られた。
日程第2では、議案第53号「稚内市政功労者の表彰」が議題となり、工藤広市長が提案理由を説明した。
工藤氏は、先日逝去した故本田満氏の功績を称え、その長年にわたる市議会議員としての活動を振り返り、表彰の必要性を強調した。彼は、14年間の議員歴を通じて、民生文教常任委員会委員長や消防事務組合議会の委員長を歴任し、地域貢献に尽力した。
議事が進む中、市長の提案に対して議員からは異議が唱えられず、全会一致で本田氏の表彰が確認された。
最終的に、会議は午前10時06分に閉会された。同臨時会での審議を通じ、故本田満氏への感謝と敬意が市議会に深く刻まれる形となった。