令和3年第9回稚内市議会臨時会が開催され、重要な議題が審議された。
主なトピックには、令和3年度の一般会計補正予算が含まれており、特に新型コロナウイルスの影響に対する経済支援が強調された。
工藤広市長は、補正予算案の提案にあたり、感染の再拡大の中で経済活動に多大な影響が及んでいると述べた。
本市は、事業者支援のための関連予算を臨時会に提出し、必要な対策を進める方針であることを明らかにした。
補正予算に関して、一般会計は7,464万2,000円の追加を計上しており、これは事業者応援緊急支援事業と町内会活動再開支援事業に関連する経費に充てられる。
市長は、感染対策と経済活動の両立が必要な中で、市民に理解と協力を求めた。支援の詳細として、米国の新型コロナウイルスワクチンの接種や、医療内容の充実も考慮されている。
また、議案特別委員会が設置され、議案第68号についての審議が行われ、可決された。
工藤市長は、今後も市民が安心して活動できる環境を整えていく考えを示し、特に新型コロナウイルス対策に着目した施策を引き続き検討すると述べた。
今回の議会では、報告第40号から第43号の損害賠償処分に関する案件も取り扱われ、特に議会側からの質疑がなく円滑に進行した。
最後に、議会は全ての議案を終了し、午後11時54分に閉会した。