令和4年第5回稚内市議会定例会が開催された。
議会では、令和4年度の一般会計補正予算や、市政に貢献した功労者の表彰が主要な議題として議論された。
特に、補正予算に関する議案第69号では、副市長の川野忠司氏が概要説明を行った。今回の補正は、460万円の追加で、開業医誘致条例に関する訴訟関連費用が含まれる。この背景には、稚内市における医療環境の向上と訴訟関連の支出の必要があるとされる。この補正予算は、議会において賛成多数で可決された。
また、稚内市政功労者の表彰に関する議案第70号から第74号が取り上げられた。市長の工藤広氏が提案理由を述べ、受賞者たちがこれまでに示した貢献を詳細に説明した。特に、大山隆氏、坂野泰雄氏、小林俊夫氏など、地域の教育やスポーツ、福祉に対する貢献が高く評価された。
功労者の表彰では、住民の安全や地域の発展に重要な役割を果たした幾人かの受賞者について、功績が讃えられた。特に川村光弘氏は、長年にわたり地域の医療体制を支え、優れた医療提供者として認識されている。
さらに、意見書案第7号が審議され、国土強靱化に関する要望が決議された。今回の要望意見書では、地域の社会資本整備についての強化が求められている。これを受けて、議会としての態度が示され、全会一致で決定された。
最後に、議員の派遣に関する事項が議題に上がり、2つの研修会への派遣が承認された。
この日の議事は滞りなく進行し、全ての議案は可決。午後2時17分に閉会が宣告された。