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稚内市議会、令和4年度補正予算案を可決

稚内市議会は令和4年度補正予算案を可決。学校給食の停止や職員の手当引下げなどが議論された。議会は市民生活支援を再確認。
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令和4年4月25日、稚内市議会臨時会が開催された。

開会にあたり、議長の岡本雄輔氏は出席議員が17名であることを確認した。

本会議では、教育長の表純一氏が学校給食の停止について特別発言を行い、4月20日に腹痛や嘔吐を訴える児童生徒や教職員が多数発生したことを報告した。

その後、臨時会の会期を本日1日と決定し、専決処分報告の承認に入った。

企画総務部長の佐伯達也氏は、稚内市税条例の一部改正に関する専決処分の概要を説明した。

その内容には、固定資産課税台帳の閲覧や証明書の交付、固定資産税の課税標準額上昇幅を2.5%とすることが含まれ、議会の承認を得る運びとなった。

続いて、令和4年度稚内市各会計の補正予算案について、工藤広市長が説明に立った。

主に観光振興を目的とした港のゆ再稼働に向けた整備などが提案されたが、一部議員からは予算に対する反対意見が出た。

日本共産党の佐藤由加里氏は、職員の期末手当引下げや新型コロナの影響を踏まえた運営について、再稼働事業の必要性を疑問視し、反対姿勢を強調した。

最終的に議決の結果、補正予算案は原案通り可決したが、議員からは一部議案に対し反対意見も表明される形となった。

この日の議会では、必要な予算の確保と市民へのサービス向上が重要であることが再確認された。

今後、職員の負担軽減策や市民生活への支援が要望されている。

こうして令和4年第3回稚内市議会臨時会は、午後2時43分に閉会となった。

議会開催日
議会名令和4年第3回稚内市議会臨時会
議事録
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