令和5年第2回稚内市議会定例会が開会され、
議事日程が決定された。
市長の工藤広氏は、物価高騰対策として、
4,497世帯に給付金を支給したことを報告し、
子育て応援価格高騰対策給付金を2,353世帯に支給したと述べた。
コロナウイルス感染状況への対策として、
軽症者向けのコロナ検査キットを548人に配布し、
医療体制を維持していると強調した。
また、増幌小中学校の閉校要望書受理についても言及し、
学校の閉校に向けて慎重に検討を始めたと発表。
さらに、冬季イベントも多く開催され、
約9,000人の参加者を集めたことが紹介された。
国立極地研究所との包括連携協定締結にも触れ、
南極観測に関連した取り組みを推進していく考えを示した。
議会では、令和4年度と令和5年度の補正予算案が
それぞれ審議され、特別会計の予算規模が
前年度比で増加することも報告された。
後半の議案審議では、議案の精査のため
予算特別委員会を設置し、議長は
松本勝利氏を選任した。