令和元年7月12日、根室市議会の緊急議会が開催された。
本日は、議席の変更から議案の審議まで多岐にわたる議題が取り上げられた。この議会の期間は本日のみとなっており、参加した議員は17名だった。
まず、議題の一つとして議席の変更が提案され、全員一致での決定となった。議長の本田俊治氏は、「議席及び議席番号を変更することに異議はない」と述べた。次に、議案第62号が議題となり、竹本勝哉副市長から監査委員の選任に関する説明が行われた。こちらは、千葉智人委員の退職に伴う後任として波多雄志氏が選任された。
議案第63号の審議では、根室市老人福祉センターの指定管理者が一般社団法人に移行した件が扱われ、齋藤博士市民福祉部長がその概要を説明した。法人化によって、以前は任意団体として活動していた老人クラブ連合会が、債務の責任を法人として負う形になる。この変化について、壷田重夫議員からはその責任の明確さが求められ、これに対する市民福祉部長の見解が示された。
会議では議案第64号についても審議が行われ、こちらも老人福祉センターに関連した内容であった。名義変更に関する手続きが順調に進められたことが報告された。
さらに、許可第1号の案件として、千葉智人議員が産業経済常任委員会委員長から辞任し、新たに波多雄志議員がその役割を担うことが議会で承認された。
本田議長は、閉会にあたって「これをもって散会」と述べた。議会の運営を通じて、議員間の協力が強調され市民福祉の向上に向けた期待が表明された。