令和6年6月21日、根室市議会の定例月議会が開催された。議会では、議案や意見書が扱われ、市の重要な施策が進められた。
まず、日程第1において、議案第59号および議案第60号が一括審議され、予算審査特別委員会の五十嵐寛委員長が審査結果を報告した。報告の中で、五十嵐委員長は「この議案は全会一致で可決されるべきである」と述べた。
採決の結果、いずれの議案も原案通り可決されることが確認された。
次に、日程第2では、議案第50号から議案第58号の9件が一括審議された。総務経済常任委員会の足立計昌委員長が「この議件はすでに審査を終え、全会一致で可決されることが決定した」と強調した。議案も原案通り可決され、議会の進行がスムーズであることを示していた。
その後の日程第3で、議案第48号についての審議が行われ、副市長の竹本勝哉が「固定資産評価員の選任について議会の同意を求めている」と説明した。議案については異議なく同意され、選任されたのは中村健悦氏であった。
日程第4では、議案第49号に関する審議が行われた。副市長が「懲戒審査委員会の委員選任について、同意を求める」と述べ、同様に原案通り同意された。
日程第5では、議案第61号が取り上げられた。議会運営委員会の委員長遠藤輝宣が、議会規則の一部改正について説明した。こちらも異議なしで可決された。
意見書については、日程第6から第8にかけて多くの意見書案が提案された。特に意見書案第7号では、「日本政府に核兵器禁止条約の参加を求める」という内容が多くの議員の賛同を受けて可決された。また、意見書案第10号も「ガザ地区の即時停戦を求める」という内容で賛成多数で可決された。
最終的に、議会の全ての日程が終了し、今議会は円滑に進行したことが認識され、田塚不二男議長は「本日は散会といたします。御苦労さまでした」と閉会の挨拶をした。