令和4年12月16日、根室市議会の定例月議会が開催された。
本議会では、議案第98号から議案第105号までの8件が一括審議され、いずれも原案通り可決された。委員長の五十嵐寛氏は、予算審査特別委員会の審査経過について報告。すべての議案が全会一致で可決されたことを強調した。
続いて、議案第92号から議案第97号及び議案第106号の7件が議題に上がり、こちらも全て原案通り可決された。総務経済常任委員会の委員長、久保田陽氏が審査の経過について説明した。質疑応答はなく、順調に採決が進んだ。
日程第3では、議案第107号が議題となり、竹本勝哉副市長から教育委員会委員の再任について説明があった。質疑に対する発言もなく、原案通り同意が得られた。この議案は、地方教育行政の法律規定に基づき市議会の同意を求めるもので、岩崎園子氏の再任が決定された。
さらに、日程第4において意見書案第17号「子どもの新型コロナウイルス感染症対策緩和を求める意見書」が紹介され、質疑は行われなかった。その後の採決では、賛成多数で可決となった。
続いて日程第5では意見書案第18号「女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書」と意見書案第19号「介護保険制度の改善を求める意見書」が一括して提案され、質疑後に採決が行われた。いずれも全会一致で可決された。
最後に日程第6が取り上げられ、12月17日から令和5年2月26日までの休会が提案され、異議なしと認められた。次回は2月27日に予定されている。
本議会は、スムーズな進行と合意形成が見られ、重要な議決が多数なされた。
結局のところ、令和4年の市議会は着実な運営がなされたことが証明された。