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根室市議会、ワクチン接種補正予算を可決

根室市議会が会期を366日間とし、新型コロナワクチン接種に関する補正予算を可決した。
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令和5年度根室市議会の定例会が9月1日、開会した。

田塚不二男議長は初めに暑さ対策を促し、その後、会議録署名議員を指名した。出席状況は16名であり、本日の議事日程を採用し、議会運営委員の遠藤輝宣氏が会期決定について報告を行った。

遠藤氏は、本定例会の会期を366日間とする意見を述べた。その意見に基づき、田塚議長は本定例会の会期を令和5年9月1日から令和6年8月31日までと決定した。

続いて、日程第2の議案第68号、令和5年度根室市一般会計補正予算について議論が行われた。

中野誠財政課長は、補正予算が新型コロナウイルスワクチンの接種経費に関するものであり、8,833万7,000円を追加することを説明した。この補正には、接種券発送やコールセンター業務にかかる委託料などが含まれるという。

本田俊治議員は、ワクチン接種の対象や状況チェックについて質疑を行った。

斉藤貴志新型コロナウイルスワクチン接種対策監は、今回の接種が65歳以上と一般の方にとって、7回目または5回目の接種になると説明した。接種対象者は、初回接種を終え、前回接種から3か月以上の約1万9,000人になるという。

また、接種の時期について、令和5年10月中旬から開始する計画を明かした。さらに、接種に使用するワクチンについても触れ、オミクロン株派生型であることを告げた。

本田氏は接種率の低下についても懸念を示し、自治体の感染症対策を強化するよう要望した。斉藤氏は、特に65歳以上は93.4%の接種率であったものの、春接種では55%に落ち込んでいると報告した。今後の対策についても議論が交わされた。

最終的に、議案第68号は原案の通り可決された。その後、休会についての決議が行われ、9月2日から11日までを休会と決定し、議会は散会した。

本定例会では重要な補正予算を通じ、市民の健康維持に向けた取り組みが進められている様子が強調された。

議会開催日
議会名令和5年根室市議会9月定例会
議事録
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