令和5年9月15日、根室市議会は定例月議会を開催した。
この日の議事では、議案第77号から議案第82号までの6件が可決された。議案が可決される背景には、審査特別委員会からの詳細な報告があったことが挙げられる。予算審査特別委員会の委員長である五十嵐 寛氏は、議案の審査を行った結果を「全会一致をもって原案のとおり可決すべきことに決定した」と報告した。
続いて、議案第72号から議案第76号の合計5件についても同様に審査が行われた。総務経済常任委員会の委員長である久保田 陽氏は、審査結果の報告を行い、「いずれも全会一致をもって原案のとおり可決された」と強調した。これにより、当初の懸念も払拭され、議会内の協力体制が強まる形となった。
その後、議案第83号及び議案第84号並びに認定第1号から第9号の11件についても審議された。ここでは、本会議における提案説明及び質疑を省略し、専門の審査委員会を設置して議案の審査を付託することが決定された。議長の田塚 不二男氏は、「このように審査委員会の設置を認めることで、より詳細な審査を行う」と述べた。
今回の議会では、特に令和4年度一般会計決算審査特別委員会と各事業・特別会計決算審査特別委員会の設置が大きな焦点となった。委員名簿も配付され、スムーズな議事進行が期待される。議長は「来る10月2日には午後5時から本会議を開催する予定である」とし、参加を呼びかけた。
最後に、議長が「以上で本日の議事日程は全て終了しました。本日はこれをもちまして散会いたします」と宣言し、議会は終了した。