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根室市議会、4つの補正予算を可決

根室市議会は8月12日、コロナ関連の4つの補正予算を含む6議案を可決し、市民支援策を進める。
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令和4年8月12日、根室市議会において、緊急議会が開催された。

出席した議員は15名で、議長の田塚不二男氏が会議を進行した。この日は、日程に上げられた6つの議案について審議されることとなった。

最初に議題に上げられたのは、議案第60号である。「根室市病院事業使用料手数料及びその他の諸料金徴収条例の一部改正」について説明に立ったのは病院事務長の加美山勝政氏で、「助産に係る資産譲渡等の非課税措置について適正な取り扱いをするため」の改正であると述べた。

続いて審議された議案第61号は「令和4年度根室市一般会計補正予算(第3号)」であり、財政課長の伊東英輔氏が説明を行った。補正は、新型コロナウイルス関連の緊急経済対策として、歳入歳出それぞれに2億5,259万6,000円を追加し、239億5,335万8,000円とするものである。

具体的には、低所得の高齢者及び障がい者世帯を対象にした生活支援給付金や、子育て世帯への特別給付金が含まれている。このような施策は、コロナ禍において厳しい生活環境に直面している市民に対する救済策として位置づけられる。

次の議題は、議案第62号で国民健康保険特別会計の補正予算に関するものであり、傷病手当金の支給対象者に対する対応が主な内容だった。市民福祉部長の齋藤博士氏は、この絵法により105万円の増額を計上すると述べた。

その後、議案第63号と第64号として、農業用水事業特別会計及び水道事業会計の補正予算が提案された。これらも、新型コロナウイルス関連経済対策の一環として、料金基本料金の減免が行われる旨が説明された。

最後に、病院事業会計の補正についての議案第65号が取り上げられ、再び加美山勝政氏が発言。消費税の課税誤りに関する返還金や、コロナ対応の強化について説明がなされた。この補正によって、医療提供体制のさらなる充実が図られる見通しである。

全議案は原案通り可決され、田塚議長は会議を終了する旨を告げ、本日の議会は散会となった。今回の緊急議会では、市民の生活支援を最優先とし、各議案が取り上げられ、市の対応が一段と明らかになった。今後も、地域の実情に応じた対応が求められる中での施策進行となる。

議会開催日
議会名令和4年根室市議会8月緊急議会
議事録
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