令和4年6月17日、根室市議会は定例月議会を開催した。
会議では、数々の議案が審査され、全会一致での可決が相次いだ。特に、議案第58号及び議案第59号についての審査では、予算審査特別委員会委員長である五十嵐寛氏が「両議案は全会一致で可決すべきと決定した」と報告し、その結果に特に議論はなかった。
次に議案第51号から議案第57号に至る7件についても、総務経済常任委員会の委員長である久保田陽氏が「議案は全会一致で原案の通り可決と決定した」と発言。続いて文教厚生常任委員会より橋本竜一氏が議案第57号を報告し、「こちらも全会一致で可決された」と述べた。
さらに、議案第49号、固定資産評価員の選任に関する所有り、竹本勝哉副市長は「選任案は織田敏史氏です」と説明した後、無事に可決された。議案第50号に関しても同様に可決された。
その後、意見書案第3号から始まり、第4号や第5号、さらには第6号から第10号、そして第11号から第13号に及ぶ意見書案についても採決が行われた。特に意見書案第3号は「森林・林業・木材産業によるグリーン成長に向けた施策の充実・強化を求める」内容であり、支持が見られる中で可決された。
長い審議の末、すべての議案と意見書は原案通り可決され、田塚不二男議長が「本日はこれをもって散会いたします」と宣言した。議会は午後5時25分に終了し、議員たちの熱心な議論が印象に残った。議会はその日の問題に迅速に対応する姿勢を示し、根室市民に向けた政策の実行に向けた意志を再確認したと言えるだろう。