令和元年7月2日に開催された日高町議会では、重要な議案が審議された。また、今回の会議は当初の休会日ではあったが、議事の都合により開会が決定した。
出席議員は15名で、議長の西尾英俊氏の進行により会議が始まった。最初の議題は会議録署名議員の指名についてであり、小園暁子氏と白石典昭氏が選ばれた。
次に、議案第1号として公営住宅新築工事(北通団地31―A)に関する工事請負契約が提案された。管財建築課長の川西光浩氏は、この工事の予定価格が5,000万円以上となったため、地方自治法に基づき議会の議決が必要であると説明した。入札は町内の共同企業体によって実施され、落札率は95.4%であった。契約金額は6,996万円で、工事は令和2年1月24日までの期間で実施される。
続いて、議案第2号として北通団地31―Bの工事請負契約について提案された。こちらの落札率は96.6%で、契約金額は6,963万円である。
議事の中では、入札率に関して互野利夫氏が過去の実績との関連性について質問し、川西課長がこの年度の計画に基づくと回答した。また、工事名の表記についても平家の用語が混在している点が指摘された。
その後、議案第3号としてミドリ川河川災害復旧工事の一部変更について議論が行われた。工期の延長と契約金額の増額が提案され、増額の理由には地質調査を伴う工法の変更が挙げられた。契約金額は最終的に3億2,585万9,000円に変更されることが確認された。
最後に、議案第4号として教育用コンピュータの取得に関する議案が審議された。取得額は1,933万2,000円に設定され、事業の必要性が強調された。本議案も原案通り可決された。
議長の西尾氏は、議会の活動を総括し、次回の会議まで休会となることを告げた。議会は午前11時50分に散会した。