令和6年3月11日、日高町議会の会議が行われ、令和5年度の日高町関連の補正予算案が可決された。
補正予算案には、一般会計補正予算、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計など複数の議案が含まれている。
特に関心が集まったのは、一般会計補正予算で、897万2,000円の減額が示された。その理由として、収入の見込みが下回ったことや経費の削減が挙げられた。
また、国民健康保険事業特別会計においても、医療給付費が減少したことが主な要因で、収入は回復基調にあるものの、依然として医療費は高い状態が続いている。さらに、町長の挨拶では、世界情勢や物価の高騰が町民生活に大きな影響を与えていることが強調された。
また、教育行政執行方針においては、GIGAスクール構想に基づいた教育資源の活用が進められ、従来の教育方法からの転換が求められている。教育長の武田啓嗣氏は、学力向上や道徳教育の重要性を強調し、さらなる推進を目指すと述べた。
議会の中では、職員の働き方やハラスメントの問題も議題に上がり、業務の妥当性や職場環境改善に向けた取り組みについても話し合われた。今後も日高町では持続可能で快適な職場づくりに向けた努力が続けられる。
最後に、町長は「町を元気に」をテーマに、引き続き町政運営に注力する意志を表明した。