令和6年3月日高町議会が開催され、様々な議案が提案されました。
中でも、教育委員会に関する任命問題が注目されました。町長の大鷹千秋氏は、「武田教育長の任期が間もなく満了となり、再任をお願いしたい」と述べました。また、教育委員会委員の新たな任命についても言及され、議会はその案を承認しました。
次に、公平委員会の委員選任が挙げられ、高橋克徳議員は選任された磯浪氏について「公正な行政経験を持ち、適任である」と評価しました。固定資産評価審査委員会委員の選任が行われ、再任を希望する委員たちが多数決で承認されています。
さらに、今年度の日高町一般会計予算が124億1,300万円と前年対比で12.8%増加という内容が示され、予算の背景には地域振興の強化や福祉施策の充実があることが説明されました。特に、介護関連の予算は町民からの期待が大きく、注目されています。
一方、今年の一般会計予算において、防犯カメラの保守点検業務委託が2年ごとなため、次年度のため省略されたことが議論されました。また、デマンドバス運行に関する新たな計画も発表され、地域交通の利便性向上に向けた取り組みが進んでいることが強調されました。
このように、日高町議会では、地域の教育や公共交通の整備、福祉施策など、様々な課題に向けた積極的な議論が交わされました。今後の町の発展に対する施策の推進が期待されています。