令和2年12月会議における一般質問では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業に関連した様々な意見が交わされました。特に、医療、介護、障害福祉に従事する職員への慰労金支給が重要なトピックとなり、町の職員の申請状況とその運用方法に関する詳細が提示されました。
入浴施設「とねっこの湯」の運営状況についても質疑が行われ、入浴客数と券売収入の推移が説明されました。入浴客数は過去のピークに比べ減少傾向にあり、令和元年度の収入も減少していることが確認されました。特に、券売機や領収書の発行についての管理が十分ではなかったことが明らかになり、今後の改善が求められています。困難な状況の中でも業務の見直しと効率化を図るための施策が必要であり、具体的な方針決定が急務とされています。
また、日高町公共施設等総合管理計画についての質疑もあり、各施設の統廃合方針に関し様々な意見が出されました。特に、現在の生活施設の廃止について地域住民からの意見や感情が無視されることがあってはならないとの強い主張がありました。住民との対話を重視し、今後の施設の存続を検討する必要があります。これらの計画とその実施については透明性を持って進めていくことが求められています。
新型コロナウイルスの影響が長期化しており、今後の地域経済や住民生活への影響が懸念されています。感染症対策や医療体制の充実がいかに地域の安定に寄与するかが、さらなる議論のテーマとなっています。