令和5年9月日高町議会では、交通安全対策や災害対策が中心テーマとなった。本会議では、富川東福満8号線に関連する質問が数多く取り上げられた。地域住民からの要望を受け、道路の現況と安全対策について検討する重要性が強調された。
蔦守議員は、まず富川東福満8号線の現状について質問した。道路幅は5.5メートルで、法定速度60キロメートルの設定がされていると答えられた。しかし、住民からはこの地点が視界不良となっており、速度制限について見直しが必要とされていることが示された。特に、国道235号線から富川墓地に向かうエリアでは多くの車両が通行するため、注意喚起標識を設置することが焦眉の急とされている。このことは事故防止につながり、住民の安全確保にも寄与する可能性がある。
次に、オコタン川の災害対策についての質疑が行われた。現在オコタン川では、大雨による増水が懸念されている。政府が実施している河川改修事業が進行中ではあるが、地域住民は依然として不安を抱えている。蔦議員から、樋門の閉鎖が内水氾濫の一因であるとの指摘がされ、町の対策を求める声が上がった。今後、住民のサポートを受けた恒常的な維持管理が求められる。