令和5年3月10日に日高町議会が開かれ、様々な議案が審議された。
議題には、一般質問が含まれており、4名の議員がそれぞれの質問を行った。一例として、高齢者福祉課長の山口賢一氏が、介護予防事業に関する質問に対し、門別地区の取り組みとして脳トレ教室、運動教室などの具体的なイベントを行っていると述べた。参加者数や事業費の報告もあり、健全な高齢者を維持するための取り組みが進められている。井上義生議員は、効果測定の観点から過去に参加した方々のデータ収集の重要性を指摘し、今後の改善点を問い質した。
また、教育委員会委員の任命については、津田俊哉氏が再任されることが報告された。委員の任期は4年であり、過去の実績を評価し継続した措置である。
さらに、日高町の様々な条例、例えば個人情報保護法の施行に関する新法に基づいた改正や浄化槽設置補助についても協議された。補助額の引き上げや新たな施策の導入により、町の各種施策が強化される見込みである。
予算案では、2023年度日高町一般会計予算が前年対比9.3%増の110億円となる見込みであり、町の発展に向けた積極的な財政運営が強調された。特に、地域公共交通活性化に向けた取り組みへの期待が示され、事業が進むことが住民の利便性向上に寄与するとの見解が示された。
会議では、議案の可決に向けた審議が進められ、議会からの質問にも適切に対応がなされるなど、町民の声を反映した施策推進が求められた。各議案については順次、賛成多数で可決され、町の将来に向けた積極的な姿勢が確認された。