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日高町議会、コロナワクチン接種状況と第一次産業の現状を報告

日高町議会が開催され、新型コロナウイルスワクチン接種状況や第一次産業について町長が報告。特に新型コロナワクチン接種率が89.5%に達した。
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令和3年12月8日、日高町議会が開かれ、新型コロナウイルスの影響を踏まえた各種施策が議題に上がった。特に注目されたのは、新型コロナウイルスワクチン接種の状況についてで、町長の大鷹千秋氏は、11月30日時点で2回目接種を完了した人数が9,452人、接種率は89.5%に達したと報告した。

町長はさらに、3回目のワクチン接種についても言及し、対象は2回目接種から8ヶ月経過した18歳以上の方であることを明かした。接種券は順次送付する見込みで、医療従事者は1月下旬から接種可能になるという。変異株の影響に関しては、オミクロン株の情報を注視しつつ、柔軟に対応していく方針を示した。

次に、日高地域広域公共交通確保対策協議会の取組状況も報告された。こちらは日高管内の7町で構成され、JR日高線の廃止に伴う代替交通を検討する目的で設立された。町長は、協議会が設置した基金による交通支援について語り、特に日高町に関してはターミナル整備に最大5000万円を上限に交付されることが決定したとした。これは地域住民の生活を支える重要な施策として期待されている。

さらに、第一次産業全般についても触れられた。特に水稲は良好な作況指数が示され、昨年に引き続き、新米が学校や社会福祉施設に寄贈されることとなった。しかし、野菜の出荷額は前年より7%の減少となるなど、課題も残っている。また、漁業においては、シシャモの漁獲量が大幅に減少し、特に厳しい状況が続いていることが指摘された。

最後に、町長は新型コロナ禍での経済支援や施策の充実を強調し、引き続き住民の健康と生活の安定に取り組む意志を表明した。今後、町はこれらの課題に対してどのような対応をしていくのか、一層の注目が集まるところだ。

議会開催日
議会名令和3年12月日高町議会
議事録
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