令和5年10月30日、日高町議会の10月会議が開会された。
議会は、行政報告や同意に関する議案、予算案を含む多岐にわたる内容を審議した。特に、地域医療や観光振興のテーマが焦点となっている。
町長の大鷹千秋氏は、地域の医療を支えるために、数々の検討を行っていると述べた。
新たに医師を門別国民健康保険病院へ迎え入れることが決まったが、医療現場の厳しい状況には変わりがない。今後、経営改善に向けたスケジュールを立て、地域の医療支援を強化する必要性を強調した。
観光振興については、日高町観光まちづくり協会が活動を続けており、町内の多様な特産品のPRや、観光資源の活用に向けた取り組みが行われている。特に、観光協会は外部からのアイデアも取り入れ、地域活性化のためにさまざまな事業を企画しているとのことだ。
日高町の簡易水道についても話題に上がり、現状の料金設定や、今後の料金改定の必要性が指摘される。過去のデータと比較し、今後の持続可能な水道運営を模索していく考えが示された。
最後に議会は、流通分野の課題についても議論を交わし、それに対する住民からの期待を受けて、さらなる活動を進めていく意向が伺えた。議会はこれらの問題を積極的に解決する姿勢を崩すことなく、地域の発展に寄与すべく努力していくことを確認した。