令和5年12月14日、日高町議会は一般質問を行い、子供の読書活動や馬文化の重要性が強調された。
最初に、議員が指摘したのは、地域医療構想を踏まえた新公立病院改革プランに関する進捗状況である。
町では、医療提供体制の見直しを進めているが、多くの課題が残る現状にある。
特に、介護医療院への移行や、人員配置について具体的な進展が求められており、経営改善に向けた取り組みが不可欠な状況であると強調された。
続いて、教育分野の話題に移り、小中学校の図書館や読書活動の推進計画が話し合われた。
最近の全国学力調査では、本町の子どもたちが全国平均を下回っていることが明らかになり、読書活動の強化が不可欠であるとの見解が示された。特に、全国的に見て、子供たちの読解力向上には、読書が大きく寄与するとされ、学校図書館の充実が寄与することが期待されている。
また、読書の促進には司書教諭の配置が重要であり、その必要性が再認識されている中、電子図書館の導入についても議論され、全国的な事例を参考に、導入を進めることが必要との意見が出た。
最後に、議員から馬文化の推進についても言及され、日高町の独自性を活かした文化の発信が期待されていた。
馬事文化を育むために、地域の人々が参加しやすいイベントや教育プログラムの策定が求められており、地域の人々が協力して、新たな文化を築くことが望まれている。