令和元年10月25日、日高町議会が定例会(第1号)を開催した。
出席議員15名のうち、同意第1号から同意第9号までの表彰案件が審議された。これらは全て社会貢献にかかる表彰であり、該当者の選出過程についても説明が行われた。教育長の宮川正己氏や、民生委員の浦重博氏、宇野常信氏などが表彰され、その功績は地域住民の福祉向上に大きく寄与したものである。
同意第1号に対する具体的な質疑が行われ、高橋克徳氏が表彰推薦団体の詳細な確認を行った。この際、表彰選考に関わる委員名や、推薦機関に関する情報が提供された。また、互野利夫氏は表彰制度についての見解を述べ、幹部職員の年数換算方法について尋ねた。総務課の林谷昌美氏は、現在の制度の内容と歴史的背景を説明し、この制度が合併と同時に策定されたものであると指摘した。
続いて、議案第1号では、日高町印鑑の登録及び証明に関する条例の改正についての説明が行われた。吉川達宏住民課長は、改正内容が旧氏に関するものであることを強調し、対象者が戸籍上の旧姓を使用できる制度となることを説明した。この条例改正は、男女共同参画の推進と関連があり、重要な改正であると述べられた。
議案第2号の工事請負契約については、川西光浩管財建築課長が詳細な工事内容を説明した。特に、入札の結果と契約金額に関する情報が詳しく提供された。また、工事の進捗状況についての質疑応答も行われ、関連する図面の提示も検討することが確認された。
最後に、令和元年度日高町下水道事業会計補正予算に関する議案第3号が可決された。この補正予算は、富川地区における管渠施設の修繕に必要なものであり、資本的収入及び支出が増額されることが了承された。
会議は無事に散会し、出席議員らは次回会議でのさらなる議論に期待を寄せた。