令和5年12月28日、日高町議会は第2回会議を開催し、5つの重要議案が審議された。
この会議では、まず会議録署名議員として互野利夫氏と工藤守弘氏が指名され、続いて議案第1号が議題に上がった。住民生活課長の種田智子氏は、日高町手数料条例の一部改正について説明した。これに伴う手数料の標準化が進められる。特に、電子証明書提供用識別符号の発行に関する新たな手数料設定が行われるという。質疑はなく、本案は全会一致で可決された。
次に議案第2号の豊郷辺地に係る公共的施設の総合整備計画が議題となった。企画財政課長の林谷昌美氏によると、この計画は5ヵ年計画で、予算は1億9,300万円とされている。道路整備や橋梁長寿命化事業が含まれ、周辺地域の発展が目指される。質疑および討論は行われず、こちらも可決された。
その後の議案第3号においては、広富・正和・三和辺地の公共的施設整備計画が紹介された。林課長はここでも財源計画と実施内容を述べ、2億3,166万円の予算が計上されているとした。議案は再度、質疑および討論はなく、可決された。
最後に、令和5年度一般会計補正予算についても林課長からの説明があった。住民税非課税世帯への給付事業といった重要な支出項目が含まれ、予算の総額が116億6,705万2,000円に上る見込みだ。今回の補正は、特にコロナ対応に関連する支出が増額される形となった。
全ての議案が可決された後、日高町議会は休会に入り、次回の定例日までの休会を決定した。議長の神保一哉氏は、参加者への感謝の意を示しつつ、会議を締めくくった。