令和4年11月2日、日高町議会の11月会議が開催された。
会議では、主に行政報告と表彰に関する同意が行われた。
大鷹千秋町長の行政報告では、町出身の門別啓人さんがプロ野球ドラフトで阪神タイガースから指名を受けたことが伝えられ、町を代表する選手の活躍に期待が寄せられた。
続いて、表彰に関する案件が同意された。特に、民生委員として20年以上地域福祉に貢献した髙岡昇氏に対して社会貢献表彰が行われることが強調された。また、竹中一氏は41年にわたる消防団の活動で表彰を受けた。
議案としては、令和4年度日高町一般会計補正予算が提案され、住民税非課税世帯に対する特別給付金の支給を含む内容が承認された。
補正予算には、約121億円の歳入歳出が見込まれており、特に感染症対策費や社会福祉に関連した支出が増加したことが説明された。高齢者福祉課からの報告では、配食サービスの利用者数が前年に比べて回復傾向にあるとのことであったが、依然として多額の支出が必要とされていることが示唆された。
また、介護職員初任者研修への助成が行われており、その申請件数は横ばいで推移しているという。特に、地域での研修や教育が求められている中、質の高いサービスの提供が課題とされている。
最後に、議案第２号として令和4年度介護保険事業特別会計補正予算が提案され、こちらについても承認が得られた。
当日の議会では、様々な意見交換が行われ、今後町の福祉施策がどのように展開されるかに注目される。