令和元年７月31日に開催された日高町議会の第２回会議では、いくつかの重要な議題が取り上げられた。
まず最初の議題として、行政報告が行われた。町長の大鷹千秋氏は、グループホームひだかあすなろにおいて発生した虐待の疑いについて報告した。
入居者に対する身体的虐待の疑いが認定されたため、関係機関とともに十分な調査を行っている。
この件に関しては、議員から様々な質問が寄せられた。特に神保一哉議員は、虐待の報告が遅れた理由や通報元についての問合せを行った。町側も事情を説明し、事実確認に努めていると回答した。
次に、議案第１号に関する審議が行われた。一部の手数料と使用料を消費税の引き上げに伴い改正する条例が提案されている。
この改正は、町民の負担を増加させることが懸念され、反対意見が相次いだ。
具体的な金額については、日高町病院事業の影響が約140万円、日高国民健康保険診療所の影響が9,000円、下水道事業は333万円に上る見込みだ。
また、議案第2号においては、新築公営住宅の工事請負契約が提案された。契約金額は7,040万円で、北通団地31―Cの建設が進められる。二つの工事をＪＶで行うことについての意見が出る中、議論は発展した。
経費節減の観点から、隣接する建物の工事に対しても工事監督ができるのではないかとの指摘があり、総務課長がそれに答えた。