令和6年2月2日、日高町議会が開会し、様々な議題が議論された。
会議では、最初に会議録署名議員の指名が行われ、真壁悦夫氏と西尾英俊氏が選任された。その後、議席の一部変更が承認された。
続く行政報告では、教育長の武田啓嗣氏が国際大会と全国大会での町出身選手の活躍を報告した。日高ジュニア卓球クラブ出身の吉本はなさんがオーストリアで行われた大会で優勝を果たし、彼女の努力を称賛した。また、門別中学校出身の日下賢将さんも国民スポーツ大会冬季大会で優勝したことから、町のスポーツ振興の重要性が再確認された。この報告に対して、互野利夫氏が大会出場者への助成金の有無について質問し、教育委員会社会教育課長の川上寛明氏は、町在住の選手に対して補助を行っていると回答した。
次に、専決処分に関する報告が行われ、地域経済課長の小野寺孝氏が道路メンテナンス事業における契約金額の変更について説明した。元の契約金額は8,250万円だったが、変更後は8,464万5,000円に増額された。加入された予算に関して、互野氏は予定価格と入札結果の開きについて議論し、町職員の透明性を求める意見が出た。
最終的には、令和5年度日高町一般会計補正予算(第10号)が可決された。企画財政課長の林谷昌美氏は、約4億7,654万8,000円の歳入歳出の補正を行い、補助金や新規事業が含まれていることを強調した。
今回の会議を通じて、日高町が抱える課題への取り組みと、地域スポーツの振興、公共事業の透明性の確保に関する議論が盛んに行われ、今後の行政運営が注目される。