令和3年11月の日高町議会会議が開催され、重要な議題が討議されました。今回の議事では、令和2年度の一般会計歳入歳出決算の認定についてなどが取り上げられました。
町議会に出席した15名の議員が、町長である大鷹千秋氏及び副町長の深根英範氏をはじめとする多くの説明員と共に会議を進行しました。この会議では、主に令和2年度の一般会計決算について議論され、その内容に関する質疑が行われました。
互野利夫議員は、令和2年度の日高町勤労者生活資金の貸付金について言及し、貸付枠と実績、利率について質問しました。商工観光課の田中幸樹氏は、貸付枠は1,300万円に対し実績は150万円であり、利率についても具体的な数値を提示しました。
続いて、真壁悦夫議員は農業振興に関する質疑を行い、農業次世代人材投資事業補助金や新規就農促進対策事業について質問しました。産業課の湯村篤司課長は、補助金の対象者数やその背景について詳しく説明しました。メモリー不足や新規就農者数の少なさには町側も認識しているとのことでした。
また、委託業務費や農業市場における販路拡大に向けた施策に関する議論も行われ、議員らは農業振興策の強化に向けた意見を述べました。特に、農業関連事業への予算配分の重要性が強調されました。
日高町が直面する課題やその解決策についても多くの意見がありました。特に、地域の農業振興とともに、次世代の人材育成に向けた育成策が重要であると再確認されました。今後の地域活性化に向けて、さまざまな協議が続くことが期待されます。