コモンズ

富川生活館増築工事、議会での承認得る

日高町議会は8月2日、富川生活館の増築工事など重要な議案を可決し、住民生活の向上を目指す。
記事公開日:
議会開催日:

令和5年8月2日に開催された日高町議会において、重要な議案が可決された。

議題には、富川生活館の増築工事に関する請負契約があり、住民生活課長の種田智子氏が詳細を説明した。工事の予定価格は8,910万円で、入札の落札率は99.2%であるとした。工事は木造平家建ての展示室などを増築するものであり、工期が契約締結日の翌日から令和6年1月31日までとされている。

質疑では、議員から入札の観点から質疑があり、真壁悦夫議員は参加業者の内容について質問した。技術審議室長の矢野雅章氏が、入札参加業者の詳細を説明した。工事の目的は、展示スペースの拡張と利便性向上であると強調された。さらに、トイレの改修や駐車場の整備についても議論が行われ、住民の利便性向上に向けた要望が浮き彫りとなった。

次に、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額について議案が上程され、門別国保病院事務長の本間一樹氏が医療事故に関する詳細を報告した。この事故は、患者の左手首への針刺しによるもので、損害賠償額は18万9,070円に決定した。これに対し、議会は原案を賛成多数で可決した。

さらに、令和5年度一般会計補正予算の議案も可決された。主な内容は、新型コロナウイルスワクチン接種事業及び出産子育て応援交付金に関するもので、総額に3,926万円が追加され、歳入歳出予算が113億4,136万9,000円となることが決定された。特に、ワクチン接種の進捗状況が議員から問われ、65歳以上の接種見込み率は79.5%とされ、さらに接種率の向上に向けた取り組みが求められた。

最後に、国民健康保険病院の事業会計補正予算も原案通り可決され、医療事故に対する損害賠償金及び医事情報システムの改修についての内容が承認された。これにより、医療体制の強化が図られることで期待されている。

今回の議会では、住民生活を守るための重要な案件が可決され、これからの実施が注目されている。

議会開催日
議会名令和5年日高町議会8月会議(第1号)
議事録
タイトルの評価記事の内容は会議録データに基づいており、重要な議案を適切に反映しているため。
説明文の評価記事の要約が議会で可決された重要な議案に基づいており、内容を適切に反映している。
本文の評価議事内容や発言内容が会議録から正確に記載されており、詳細が適切に伝えられている。

北海道日高町の最新記事