令和3年4月27日、庄原市議会は臨時会を開催した。
議題には、庄原市議会議長、ならびに副議長の選挙が含まれた。最初に議長選挙が行われ、近藤久子議員が当選した。近藤議員は当選の挨拶で、議会の運営方針を示した。彼女は、「執行者と共に大きな課題に立ち向かう」と述べ、議会の品位と効率的な運営を強調した。
その後、庄原市副議長選挙が行われ、横路政之議員がここのポジションに就任した。横路議員は、開かれた議会を目指す意欲を示し、協力を呼びかけた。
議長、副議長の選出に続き、議会運営委員会と常任委員会の委員が指名された。これに関連する先の選挙結果が全て承認された後、令和3年度の一般会計補正予算に関する議論に進んだ。財政課長は、特にコロナ影響を受ける家庭への助成金を強調し、補正予算の必要性を説明した。
一方、庄原市税条例に関する改正についても説明がなされ、特に環境性能に応じた税率区分の見直しが求められた。これにより、今後の税制が更加えられる見込みだ。
また、議案第105号として、職員の特殊勤務手当に関する条例も審議され、関連する条例の一部を改正することが決議された。この改正には、消防隊員や保健所の職員が新型コロナ対応に携わる際の手当を明確化する内容が含まれる。
最後に、庄原市監査委員の選任も話し合われ、政野太議員が選ばれた。議会は、この新しい構成のもとで、増加する市民の期待に応えるべく、今後の施策や運営に力を注ぐ方針を確認した。