令和5年第1回庄原市議会定例会では、幅広いテーマが議論された。特に市民参加の重要性、新型コロナウイルス対応、並びに予算関連の案件が中心となった。
一般質問では、赤木忠徳議員が西城市民病院の維持について質問をし、その回答として市長の木山耕三氏は県内の医療体制を強化する方針を示した。
また、広報・広聴においてデジタル活用の推進が重要視された。前田智永議員は、市のみならず市民が広報の一環として機能できる仕組みの重要性に触れた。市長は、進化する情報技術を用いて市民と情報を共有し、連携を強化する考えを表明した。
これに伴った施策として、広報紙のデジタル化、地域コミュニティとの連携、また広報に関する意見聴取のためのフレームワーク構築が必要となる。特に、各市民が対象とする課題を多面的に捕らえる必要があるとの認識を示した。
さらに、今後は個別の意見や背景に基づいた情報発信が求められる。特に、若者と中高齢層の意見をプロジェクト化し、庄原市をより良い街にするための集約が進むことが期待される。