令和2年第1回庄原市議会定例会が3月17日に開催され、様々な議案が審議された。
特に注目を集めたのは、令和2年度の庄原市一般会計予算である。
市長は施政方針演説において、災害復旧事業の重要性や児童福祉の充実を訴えた。
議員からは「今回の予算は災害復旧を最優先にしているものの、新型コロナウイルスの影響を注視すべきだ」との指摘があった。
また、人権擁護委員の候補者推薦に関する議案も出され、全会一致で可決された。
さらに、過疎地域自立促進計画の変更や、辺地に係る公共的施設の整備計画についての議案も審議された。
議案第34号、令和2年度庄原市一般会計予算については、賛成14人、反対5人で可決。
議員の中には厳格な財政運営を求める声もあったが、市長は市民生活の向上に繋がる施策を強調した。