令和3年第1回庄原市議会定例会が、3月12日金曜日に開会し、18名の議員が出席した。
主な議題として、令和2年度の一般会計補正予算や令和3年度の予算が上程され、全ての議案が可決された。特に、議案第68号の令和3年度庄原市一般会計予算は全員賛成で可決され、新型コロナウイルス感染症への対応や復旧工事の進捗に対する懸念もある中、市民生活を支える重要な内容となっている。
また、森林環境譲与税の活用に関する調査報告があり、林業施策としての施策が強調された。委員長は「地域の特性を生かし、公共性と商業性のバランスを図ることが求められます」と述べた。
その後、庄原市平和推進条例についての審議が行われ、全議員からの同意を得て可決された。この条例成立により、市の平和への取り組みが法的にも支えられることになる。また、運営行政において、教育委員会や監査委員の選任に関する同意も一括で行われ、全て賛成で了承された。
さらに、所管事務調査報告は生活交通や子育て支援など様々な観点から市民の声を反映した内容として評価され、その重要性が確認された。すべての議案が滞りなく処理され、閉会となった。市長は「庄原市の持続可能な発展に向けて、着実に取り組んでいく」とコメントを寄せた。
今後の活動には、さらなる議論や具体的な施策の実行が期待されており、市民の生活向上に繋がることが望まれる。