令和5年第2回庄原市議会臨時会が令和5年4月28日に開会した。
この会議では、さまざまな議案が審議された。
議案番号64に関しては、庄原市税条例の一部を改正する条例について、
税務課長の伊吹美智子氏が地方税法等改正に伴い、税制を見直す旨を説明した。
この改正により、肉用牛売却に関連する事業所得の課税特例が延長される。
議案番号65では、国民健康保険税条例の改正が提案された。
保健医療課長の伊吹譲基氏は、後期高齢者支援金の課税限度額引き上げや、
低所得世帯に対する軽減措置拡大の内容を説明した。
この改正により、さらなる税負担の軽減が期待されている。
また、議案66では令和5年度の一般会計補正予算が承認された。
財政課長の福本敬夫氏は、低所得の子育て世帯への特別給付金を支給するための補正について説明した。
議案66により、子育て世帯に対する支援が実施される。
議案67では、庄原市印鑑の登録及び証明に関する条例の改正が行われ、
市民生活課長の出口聡氏が、マイナンバーカードを利用した印鑑登録証明書の交付を推進する旨を説明した。
これにより、利便性の向上が期待されている。
その後、議会運営や常任委員会の委員選任が議題に上がり、
新しい議長と副議長の選出が行われた。議長には林高正議員が選任された。
副議長には坂本義明議員が選任されるなど、議会が新たな体制に向けて動き出した。
最後に、議案68が審議され、庄原市監査委員の選任に同意が求められ、
無事承認されたことが報告された。